それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は大幅下落となって引けました。米国のタカ派的な金融政策に対する警戒感や小売売上高が市場予想を下回って悪化したことなどを背景に売り圧力が強まる展開となり、ダウは一時950ドル安となり33000ドル割れ寸前まで押し込まれました。ただ、その後は押し目買いに支えられ、結局764ドル安の33202ドルで引けました。また、米国債利回りは短期債利回りが上昇する一方、長期債利回りが低下する流れとなっています。米国の金融引き締めの長期化を意識して短期債に対する売りが意識される一方、株安や経済の先行きに対する不透明感から長期債に対する買いが意識されました。米10年債利回りは3.44%台半ばでの推移となっています。また、為替相場はドルインデックスが上昇し、ドル/円が137円台後半まで上値を拡大しています。2円超の上昇であり、円売り圧力が強まりました。ただ、クロス円はポンド/円が下落するなど、まちまちでの推移となっています。
こうした動きを受けて、