それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は下落しての引けとなりました。ADP雇用統計が市場予想を上回ったことで米国の金融引き締めの長期化に対する警戒感が強まり、リスク回避的な動きが意識されました。プーチン大統領が6-7日に一方的な停戦を命じるといった報道が流れたことで下げ渋る場面もありましたが、上値は重く、結局339ドル安の32930ドルでの引けとなりました。米国債利回りは短期債利回りを中心に上げ幅を拡大し、2年債利回りは10bpの上昇となりました。しかし、株安などを背景に長期債利回りを中心に上値を抑えられ、30年債利回りはマイナス圏での引けとなりました。また、為替相場はドルインデックスが大幅上昇となって推移しています。一方、円はドル/円こそ上昇したものの、クロス円は円買いの流れが強まりました。ドル/円は一時134円台を付けましたが、その後は下落し、目先は133円台前半から半ばでの推移となっています。
こうした動きを受けて、