それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は上昇しての引けとなりました。米金融当局関係者のタカ派的な姿勢に対する警戒感が意識される一方、利上げペースの減速に対する期待感が強まっており、リスク志向の動きが意識されました。パウエルFRB議長が金融政策に言及しなかったことでタカ派的な発言に対する懸念が和らいだことも好感されました。ダウは186ドル高の33704ドルでの引けとなっています。一方、米国債市場は利回りが大きく上昇しての引けとなっています。長期債利回りを中心に上げ幅を拡大しましたが、ボウマンFRB理事のタカ派的な発言などが意識される状況となっています。また、米国債利回りの上昇を背景に、ドルインデックスは下値を支えられおり、ドル/円も132円台を回復しての推移となっています。
こうした動きを受けて、