それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株はまちまちでの引けとなっています。朝方は調整の動きが意識されて下げ幅を拡大する場面もあり、ダウが319ドル安となりました。しかし、売り一巡後は米PMIが市場予想を上回ったことや米国の利上げペースの減速に対する期待感などから買い戻しの動きが強まり、ダウはプラス圏に浮上しての推移となりました。結局ダウは104ドル高の33733ドルでの引けとなりました。NASDAQなどはマイナス圏での引けとなりましたが、全体的に底堅い動きが意識される流れとなっています。また、米国債利回りは下落しての推移となっており、欧州債利回りの低下や米国の金融政策に対する思惑などから債券に対する買いが意識されました。米国債利回りの低下を眺めてドルインデックスも下落しての推移です。ただ、大きな動きにはなっておらず、様子見ムードが強まりました。ドル/円は下落しており、一時130円を割り込む動きを見せました。クロス円も全般的に売られやすい地合いとなりました。円に対する買い戻しの動きが意識される流れとなっています。
こうした動きを受けて、