それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は上昇しての引けとなりました。朝方は調整売りに上値を抑えられ、ダウが108ドル安まで下落しました。しかし、売り一巡後は米GDPが市場予想を上回ったことや米国の金融政策に対する思惑などからリスク志向の動きが強まり、買い戻されてプラス圏に浮上しました。その後も買いの流れが維持され、引けにかけて上値を拡大して日中高値圏での引けとなりました。結局ダウは205ドル高の33949ドルでの引けとなりました。一方、米国債利回りは上昇しての引けとなりました。欧州債利回りの上昇や米株の堅調地合いなどを受けて債券売り圧力が強まる流れとなっています。また、米国債利回りの上昇を受けてドルインデックスもしっかりとした動きが展開されています。ただ、米国の金融政策に対する思惑などからドルの先安観が根強く、ドルインデックスは上値の重い展開となっています。ただ、ドル/円は130円台を回復するなど、円売り圧力が強まりました。
こうした動きを受けて、