それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株はまちまちでの引けとなりました。ダウは朝方調整売りが意識されて下げ幅を拡大する場面もありましたが、売り一巡後は米国の金融政策に対する思惑から買い戻しの動きが意識され、プラス圏に浮上する場面もありました。結局やや上値を抑えられましたが、39ドル安の34053ドルでの引けとなっています。米国債利回りが低下したことでハイテク銘柄などに買いが入り、NASDAQが大きく上昇しての引けとなっています。ただ、米国債利回りは一時大きく下落する場面もありましたが、NY時間に入り調整の動きが意識されて下げ幅を縮小する展開となりました。全体的に雇用統計を控えてのポジション調整の動きが意識されたのではないかと思われる状況となっています。FOMC後の動きに対する修正も意識されたのではないでしょうか。また、為替相場はドルインデックスが上昇しての推移です。ECBでは50bpの利上げが決定されましたが、ラガルドECB総裁の発言がハト派的なものといった見方からユーロが売られやすい地合いとなりました。また、円は買われやすい地合いを維持し、ドル/円は128円台半ばまで下落しています。
こうした動きを受けて、