それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は上昇しての引けとなりました。朝方は先週末の雇用統計を受けた米国の金融政策に対するタカ派的な思惑からの売りが根強くマイナス圏での推移となりました。しかし、パウエルFRB議長のディスインフレが始まったとの発言を受けて押し戻されました。その後は金利のピークが高くなる可能性が指摘されたことで売りの流れが強まる場面もありましたが、引けにかけて再度買い戻され、ダウは265ドル高の34156ドルでの引けとなりました。米国債利回りは長期債利回りが上昇する一方、短期債利回りの上値が抑えられました。また、為替相場はドルインデックスが上値の重い展開となる一方、円が大きく買い戻される動きとなりました。
こうした動きを受けて、