それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は下落しての引けとなりました。ウィリアムズNY連銀総裁やウォーラーFRB理事、クックFRB理事が相次いでタカ派的な発言をしたことなどを受けてリスク回避的な動きが強まりました。ただ、足元の米経済に対する楽観的な見方は維持されており、積極的に売り込む流れにはなりませんでした。ダウは207ドル安の33949ドルで引けています。また、米国債利回りは低下しての動き。金融政策に対するタカ派的な思惑が強まったものの、米10年債入札などを受けて債券に対する買い戻しの動きが意識されました。一方、ドルインデックスは小幅に下落しての推移です。金融政策に対するタカ派的な思惑から先高観が意識される一方、米国債利回りの低下などが上値を抑えました。また、ドル/円は131円台半ばでの推移となるなど、底堅い動きとなっています。
こうした動きを受けて、