それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は下落しての引けとなりました。米消費者信頼感指数が市場予想を下回ったことなどを受けて足元の経済に対する懸念が生じ、上値の重い展開となりました。しかし、日中は米国の金融政策に対するタカ派的な思惑が和らいだことで下げ渋る場面もありました。ただ、インフレに対する警戒感は根強く、引けにかけて再度売り圧力が強まりました。ダウは232ドル安の32656ドルで引けました。また、米国債利回りはまちまちでの推移となりました。30年債利回りが下落した一方、2年債利回りなどは上値を拡大しました。2年債利回りと30年債利回りの逆イールドが拡大しており、警戒感が強まりました。一方、為替相場はドルインデックスが堅調地合いとなりました。また、円はやや買われる動きとなっています。全体的には大きな動きにはなっておらず、様子見ムードが強まりました。
こうした動きを受けて、