それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は上昇しての引けとなりました。朝方からショートカバーに支えられて底堅い動きとなり、ボスティック・アトランタ連銀総裁の夏場の中盤から終盤までに利上げの休止の可能性といった発言が伝えられたことで米国の金融政策に対するタカ派的な思惑が修正され、リスク志向の動きが強まりました。ダウは341ドル高の33003ドルでの引けとなり、米国債利回りの上昇を背景に下落していたNASDAQもプラス圏に浮上しての引けとなりました。一方、米国債利回りは米新規失業保険申請件数が市場予想よりも良かったことでインフレに対する警戒感が強まり、債券売りの流れが継続しました。30年債利回りが一時4%台を回復するなど、長期債利回りを中心に上げ幅を拡大しています。また、為替相場はドルがしっかりとした動きとなり、ドル/円は一時137円台を回復しました。買い一巡後は調整の動きが意識されていますが、136円台半ばから後半での推移となっています。
こうした動きを受けて、