それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は上昇しての引けとなりました。米国の新規失業保険申請件数が市場予想を下回ったことで警戒感が強まる展開となり、ダウは一時157ドル安まで下落しました。しかし、米国の金融引き締めに対する思惑が後退していることや、連休を控えていることもあってポジション調整の動きが強まり、結局ダウは2ドル高の33485ドルでの引けとなりました。日中は大きな動きにはなっておらず、様子見ムードが強まりました。ただ、米国の雇用統計を控えていることもあり、市場には警戒感も意識される状況となっています。米国債利回りは短期債利回りが大きく上昇する一方で長期債利回りが低下し、2年債利回りと30年債利回りの逆イールドが拡大しました。また、為替相場はドル/円がしっかりとした動きとなりました。米株の堅調地合いを眺め、円に対する売りの流れが意識されやすい局面となっています。ドル/円は131円台後半まで上昇しています。
こうした動きを受けて、