それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株はまちまちでの引けとなりました。ダウはファーストリパブリックに対する警戒感から金融システム不安が強まり、金融株を中心に軟調地合いとなり、ダウも228ドル安の33301ドルで引けました。ただ、利上げ観測の後退や決算の好調などが下値を支え、プラス圏に浮上する場面もありました。また、米国債利回りは短期債利回りがマイナス圏に沈む一方、長期債利回りが堅調地合いとなりました。一方、ドルインデックスは下落しています。ECBの金融引き締めに対する思惑が意識され、ユーロ/ドルが1.10ドル台を回復する展開となっています。また、円はまちまちとなっており、ドル/円が上値を抑えられる一方、ユーロ/円などがプラス圏での推移となりました。
こうした動きを受けて、