それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は下落しての引けとなりました。バーキン・リッチモンド連銀総裁が必要があれば利上げも、などと発言しており、早期の利下げに対する期待感が後退し、リスク回避的な動きが意識されました。米小売売上高が市場予想を下回ったことや債務上限問題なども嫌気される局面となっています。金融政策の先行きに対する思惑から米国債利回りは上昇しており、ドルもしっかりとした動きとなりました。結局ダウは336ドル安の33012ドルでの引けとなりました。また、為替相場はドルインデックスの上昇を背景に、ドル/円がしっかりとした動きとなりました。クロス円も全体的には底堅い動きが意識されましたが、大きな動きにはなっておらず、様子見ムードが強まりました。
こうした動きを受けて、