それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株はまちまちでの引けとなりました。債務上限問題に対する警戒感は依然として根強く上値を抑えましたが、ここまでの下落に対する調整の動きや、ハイテク銘柄に対する買いが意識されて下げ幅を縮小しました。ダウは35ドル安の32764ドルでの引けとなりました。また、米国債利回りは2年債利回りが15bpも上昇となるなど、米国の金融引き締めに対する思惑が強まったことを受けて債券売り圧力が強まりました。米10年債利回りも0.0755%上昇した3.8174%での引けとなっています。市場は7月までの利上げを完全に織り込む展開となっており、利回りは上値を拡大しました。米国債利回りの上昇を眺めてドルインデックスは上昇し、ドル/円は一時140円台を突破しました。
こうした動きを受けて、