それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株はまちまちでの引けとなりました。米国の金融引き締めに対する思惑や景気の先行きに対する警戒感などから売りの流れが意識され、ダウは一時199ドル安となりました。しかし、売り一巡後は買い戻しの動きが意識されて下げ幅を縮小し、50ドル安の33042ドルでの引けとなりました。一方ハイテク銘柄に対する買い意欲は根強く、NASDAQは上昇しての引けとなっています。また、米国債利回りは大幅低下となって引けました。10年債利回りなどは10bpを超える低下となっており、債務上限問題での合意などを受けて債券に対する買い戻しが意識されました。ただ、共和党の保守強硬派から批判が噴出しており、予断を許さない局面となっていることは注意したいところです。為替相場はドルがやや上値を抑えられる中、円に対する買い戻しの動きが意識されました。ドル/円が140円を割り込んでの動きとなり、クロス円も上値を抑えられました。
こうした動きを受けて、