それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は下落しての引けとなりました。債務上限引き上げ法案の採択への警戒感や米国の金融引き締めに対する思惑などからリスク回避的な動きが強まり、売り優勢の流れとなりました。しかし、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁が「FEDは6月会合で利上げを見送るべき」などと発言したことを受けて買い戻しの動きが見られ、下げ幅を縮小しました。ダウは134ドル安の32908ドルでの引けとなりました。また、米国債利回りは米株の軟調などを受けて低下、ドルインデックスはユーロ売りを背景に小幅に上昇しました。ドル/円はリスク回避的な動きが意識されたことで上値を抑えられました。
こうした動きを受けて、