それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は上昇しての引けとなりました。債務上限関連法案が下院を通過したことやADP雇用統計が市場予想を上回った事、さらに6月の利上げ観測が後退していることなどを背景にリスク志向の動きが強まり、ダウは153ドル高の33061ドルで引けました。また、米国債利回りは低下し、ドルインデックスが下げ幅を拡大する展開となりました。デフォルト懸念が後退し、債券に対する買い戻しの動きが強まりました。ドル/円はドル売りを背景に139円を割り込んでの推移となっています。ただ、クロス円はリスク志向の動きの強まりを受けて上昇する流れとなっています。
こうした動きを受けて、