それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株はまちまちでの引けとなりました。FOMCでは政策金利が予想通りの現状維持となっています。しかし、年内の2回の追加利上げが示唆される中でリスク回避的な動きが強まり、ダウは232ドル安の33979ドルで引けました。タカ派的な思惑が意識される中で米国債利回りは短期債利回りが上昇しています。ただ、7月の利上げに関しては明言を避けており、引けにかけて債券に対する買い戻しの動きも見られました。全体的にはリスク回避的な動きが意識される局面ではありましたが、積極的に売り込むといった動きにもなっておらず、引けにかけて巻き戻されるといった動きとなっています。ドルインデックスはユーロやポンドに対する買い意欲が強まる中で下げ幅を拡大していましたが、FOMCを受けてドルに対する買い戻しの動きが意識される格好で下げ幅を縮小する動きとなりました。また、ドル/円は140円を回復しての動きで、円売り圧力が意識されました。
こうした動きを受けて、