それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は下落しての引けとなりました。パウエルFRB議長の議会証言を受けてタカ派的な思惑からリスク回避的な動きが意識されています。ダウは102ドル安の33951ドルで引けました。米国債利回りはまちまちでの引けとなっています。短期債利回りが堅調地合いとなる一方、株安を受けて長期債利回りがマイナス圏に転じる動きとなっています。また、米国債利回りの上値が抑えられたことなどを背景に、ドルインデックスも上値の重い展開となっています。対ユーロでの下げが意識されており、ユーロ/ドルは1.09ドル台後半まで上昇しています。一方、円は主要通貨に対して売られやすい地合いとなっています。リスク回避的な動きが意識される一方、日米金利差の拡大に対する思惑から円売り圧力が根強い状況となっています。現状ドル/円は141円台後半での推移となっています。
こうした動きを受けて、