それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は上昇しての引けとなりました。米耐久財受注や新築住宅販売件数、消費者信頼感指数などが市場予想を上回ったことで、リスク志向の動きが強まり、株式市場に買い戻しの動きが強まりました。ダウは212ドル高の33926ドルでの引けとなりました。また、米国債利回りは上昇しての引けとなっています。リスク志向の動きが意識される中で安全資産である米国債売りの流れが強まりました。10年債利回りは0.0447%上昇した3.7659%での引けとなっています。また、ドルインデックスは下落しての推移です。米国債利回りは上昇したものの、ECBの早期利上げ観測が意識される中でユーロに対する買い戻しの動きが強まり、ドルの上値を抑えました。一方、ドル/円は上昇しての推移となっています。リスク指呼の動きや日米金利差の拡大に対する思惑から144円を回復しての動きとなっています。
こうした動きを受けて、