それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は下落しての引けとなりました。朝方は米経済指標の好調やメタの決算などを眺めて買い意欲が強まる場面もありましたが、ここまでの上昇に対する調整の動きが強まり、下値を拡大しました。ダウは237ドル安の35282ドルで引けています。また、米国債利回りは大幅上昇となって引けました。米経済指標の好調などが意識されて債券売り圧力が強まりました。米30年債利回りが4%台を回復し、10年債利回りも3.99%台後半での引けとなりました。米国債利回りの上昇を眺めてドルインデックスは上昇しての推移となっています。ECB理事会でタカ派的な思惑が後退し、ユーロが売られたこともドルの下値を支えました。しかし、ドル/円は『YCC修正案を議論へ、上限0.5%超え容認案』との日経新聞の報道を受けて円買い圧力が強まり、140円を割り込む動きとなりました。ユーロ/円やポンド/円などは2円超の下落となっています。
こうした動きを受けて、